事業所で育てているゴーヤ。つるが伸びて窓一面に葉っぱが広がりグリーンカーテンができました。
今回はゴーヤの栄養についてお話ししたいと思います。
〈ゴーヤの栄養〉 抗酸化作用のビタミンCが豊富で加熱しても壊れにくいです。独特の苦味が特徴ですが、この苦味成分には栄養が詰まっています。 〈苦味成分の効果〉
○夏バテ解消・疲労回復 「モモルデシン」という苦味成分が、胃腸の粘膜を保護し胃液の分泌を促して食欲を増進させるので夏バテ解消や疲労回復の効果が期待されます。
○血糖値を下げる 「チャランチン」「コロコリン」といという苦味成分に血糖値を下げたり安定させる効果があります。 〈苦味を抑える方法〉
○うすくスライスして塩もみ又は水にさらす。
○油を使用し高温で調理する。
○「イノシン酸」といううまみ成分と組合せて調理する。イノシン酸は豚肉やかつお節に多く含まれています。
☆一口メモ☆ ビタミンCは水に溶けやすいため塩もみや水でさらすと損失してしまう率が高いです。
ゴーヤのビタミンCが損失しにくい加熱処理やうまみ成分と組み合わせて苦味を抑える方が、ビタミンCも摂取できます。 事業所でゴーヤチャンプルを作りました。ゴーヤ料理も取り入れて、暑い夏を乗り切りましょう!